ニートの備忘録

ライトなニートが映画見てるだけ。

X-MEN アポカリプス

というわけでさっそく。
X-MEN見てきました。
MARVEL作品は好きなのですが、如何せん原作を未読の上アベンジャーズの方ばかり見ていたのでX-MENに対しては知識があまりありません。

という、知識が初期値の状態で見てきたのですが、まず評価としては面白かったです。
過去に葬られていた巨大な力を持つミュータントを呼び覚ましてしまい、しかもそいつが世界を崩壊させようとし、それに立ち向かうのもまた人類の敵か味方かと物議を醸すミュータントたち。
CMを見た人だけの人でもわかるあらすじだと思います。

やっぱわかりやすいのって大切だと思うんです。
学生の頃は文芸創作なんて大層な名前の授業を受けていましたけど、今読み返すと本当に分かりづらい。
いや、比べるのも烏滸がましいんですけど。
もちろんただ敵対するわけじゃありません。
けどちょっと語ると長くなるから割愛。
そこらへんはきっともっとわかりやすく、なおかつ情熱的に語っている方がいると思うのでぜひ漁ってください。


ここからがぶっちゃけ本音なのですが、人によっては気分を害すかも知れません。
あとネタバレ(この時期にネタバレもないかもしれないけど)もりもりなので、オチわかっちゃったじゃんふざけんなってなるかも知れません。
そうなっても責任は取れないので「こいつクソ野郎だな」と思ったらこのブログの事はそっと忘れてください。
そうすれば明日も平和。
言ったぞ!?俺は言ったからな!?

では本題。
映画をご覧になった方は思い浮かぶんじゃないかなぁ。
太古より目覚めた敵、エン・サバー・ヌール(アポカリプス)がプロフェッサーの力を求めて体に自らの魂を彼の体に移し変えようとした結果、それは失敗に終わるも脳というか意識が通じてしまいました。
それを逆手にアポカリプスの脳に入り込むプロフェッサーですが、一度脳を覗かれた時のセリフをそっくりお返しして「礼を言うよ、入れてくれて(あやふや)」って言うところめちゃくちゃかっこよかったです。
こういう皮肉いいですよね。
ただ、そのあとですよ。

意識の中で殴り合うアポカリプスとプロフェッサーですが、まあボコボコにされますよね。
プロフェッサーは下半身不随で動けないわけで、それが意識の中なら立って戦えてて、そりゃあ最初は格好よかった。
でも意識というか、気持ちの面でアポカリプスの方が勝っていたんでしょう。
どんどんボコボコにされます。
そりゃもうめっためただよ。
アポカリプス途中で大きくなるし。
勝てる気がしない。

で、そのとき、プロフェッサーは自分が開いている「恵まれた子らの学園」での教え子、ジーンに助けを求めました。
彼女は制御しきれないほどの力を持っており、テレパシーやサイコキネシス何かが使えるわけです。
ぶっちゃけたこと言います。
読めてた。

読めてたんですよ、プロフェッサーが助け求めたのは意外だったけど、何にせよ頭の中での戦いに参加できるのはジーンだけだってのは。
ただそこからが長い!
ジーン見てるだけだし。
いや求めてるじゃん、助け求めてるじゃん。
助け求めからが長いんですよ。
みんな周りでアポカリプスの本体と戦ってるけどジーンはプロフェッサーを見てるだけなのに何もしない。
せめて「私に出来るはずない」とかいう葛藤のシーンとかあればいいんですけど、それもない。
展開が読めてるのに引き伸ばされるのが一番苦手です。
同じ理由でペルソナ3の映画も1だけはイライラしてました。
俺の!風花は!もっと強い!!!

話がそれました。
ハラハラさせたいのかも知れません。
けどね、ジーンの反応(セリフ)がないんですよ。
彼女が何考えてるのわからない。
だから何をためらってるのかわからなくて余計イライラしました。
これがね、ジーンが気絶しててプロフェッサーが呼びかけてるとかならハラハラしましたよ。
そりゃあもう、彼女が目覚めなきゃプロフェッサーはアポカリプスに乗っ取られて、奴が更に強くなってしまうから。
いや目の前にいんじゃーん早くしろよもーってなっちゃうんです。
前半までがテンポ良かったから余計ね。

例えば、テレビで衝撃映像!とか事件のリプレイとか、そういうののオチを二回も三回もCMで引っ張られた時の気分に近いんです。
場合によっちゃオチが見えてたり、別の番組で似たようなの見たことあったりするわけですよ。
それなのに何度も引っ張られたら「もういいよ」ってチャンネル変えたかなるじゃないですか。
ならない?あ、そうですか…。
その人は別に悪くありません。
普通普通。
ただ俺とはイライラするポイントが違うってだけです。
いっそその待つ時間を楽しめるくらい余裕がある人なら、そりゃもう羨ましいかぎりです。

一緒に映画見た人も俺が苦手だったその時間を全く苦にしていなかったし、オチがわかっても気にならない人、そもそもそんなの気にならずに見られる人、というかそんなこと気にしてねーよって人はこんな細かいところ気にせず映画を楽しめると思います。
映画は楽しかったです。
ちょっと続きができそうな雰囲気だったし、このメンバーのシリーズだけでもちゃんと見てみようかなって気持ちになりました。

何度も言いますけど映画を貶すつもりはまったくなく、俺が好きなところ苦手なところを勝手に喚いてるだけです。
というかマグニートーカッコよすぎませんか?
ラストのスーツ姿本当にかっこよくて惚れそう。
あとカートがいい子で…お前ほんと可愛いな…お兄さんがモール連れてってやろうな…俺ニートだけど…って感じで映画はめっちゃ満喫してるんです。
ただX-MENシリーズの女性って強いから(*´д`*)ハァハァとか言いづらいですけど。

という感じのことをこれからも喚いていくと思います。
もっとちゃんと考えて話せばいいんだろうけど、脳細胞もニートなせいで時間置くと忘れるんで今のうち言っちゃいます。
鉄は熱いうちにカンカンしようねー。

では長々お粗末さまでした。
感想と言うには稚拙なものでしたが、これからもこんな程度のことをつれづれ残していくと思います。
どうぞよろしく。



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